ジャック・ラカン
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ICD-10からICD-11への改訂(2014年予定。http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/byomei/icd11/kousei-icd11-200707.pdfを御参照ください)にあたっては、改訂委員会(RSG)が設置され、テーマ別に改訂の実務作業を担当するTopical Advisory Groupがアメリカ、オーストラリア、フランス、日本がそれぞれが精神、外因、稀な疾患(難病)、内科が担当することになった(議長は精神がS. Hyman、内科が菅野)とのことです。各国で改訂版が発行されることになるのですが、医療は、他の分野と較べると、国によって伝統的で独特な制度がなお現存していますので、例えば当のICDにおける分類された障害とそれに関連した医療費とのあいだに齟齬が生じてくることは当然ある訳でして、例えばドイツはICD-DMという修正版に向けた同国内での調査、分析が行なわれているそうです。わが国においても行政(社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会 - 直近では平成22年3月26日に9回目の会合が行われた -http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/03/dl/s0326-10j.pdfをご参照ください - を中心としています)と連繋するかたちでICD専門委員会と連繋するかたちで関連学会、がICD-11に対応して作業を進めています。 |